お知らせ 〜感謝の郷だより〜
入居者イベント
心平のつくった校歌、心平のみた自然
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2018年4月で開館10周年を迎えたいわき芸術文化交流館アリオスと、7月に20周年となる草野心平記念文学館による企画「おでかけアリオス」が開催されました。 「おでかけアリオス」は、2011年にホームにも来ていただいたことがあります。その時は落語を行なっていただきましたが、さくら館・しらゆり館 両館の入居者様が大勢ご覧になり、大笑い・大好評でした。
今回の「おでかけアリオス」は、いわき市立草野心平記念文学館で行なわれた弦楽四重奏団「ヴィルタス・クヮルテット」によるコンサート。 ヴィルタス・クヮルテットはラテン語で「すご腕(virtus)」を意味するそうです。日本屈指のすご腕弦楽器奏者の演奏が聞けるとあって、皆様とても楽しみにされていました。
アトリウムロビーから見える小川の景色を背景に、いわきアリオスを拠点に活動する弦楽器奏者(ヴァイオリン=三上亮さん・戸原直さん、ヴィオラ=馬渕昌子さん、チェロ=丸山泰雄さん)4名のヴィルタス・クヮルテットとピアノ=白石光隆さんが、「草野心平」や「小川町の四季」にちなんだ名曲の数々を奏でるという素敵なコンサートでした。
コンサートの最後は、文学館で開催されている企画展「草野心平の校歌展」に合わせて、いわき出身の作曲家が編曲したスペシャルヴァージョンの「小川中学校」校歌が演奏され、小川中学校の生徒が歌いました。入居者様も歌詞入りの楽譜をみながら一緒に歌われていました。
演奏会のあとは、常設展と企画展をご覧になりました。企画展では「小川中学校」校歌同様、心平が作詞し 現在も全国で歌われている100校以上の校歌の紹介と、自筆原稿などの関連資料が展示されていました。演奏を聴いたあとに見る企画展は深みが増しました。
「今回初めて草野心平記念文学館に足を運んだ」という入居者様もいらしたため、予定にはありませんでしたが、心平が眠る墓地がある常慶寺の前を通り、心平の生家にも立ち寄ることとしました。 生家内では、当時の生家の模型や年譜、音声解説などがあり、ボランティアの方々の説明を伺いながら、心平の多感な幼少年時代を思いました。
最後に花苗・趣旨などを販売する苗植会社「磐植」へ寄り、居室に飾る花やバルコニーで育てる植物など、お買い物を楽しんでいただきました。
心平が見た自然、心平の感じた自然を満喫できたツアーとなりました。
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