福島県いわき市の介護付き老人ホーム-住宅型・介護 併設の有料老人ホーム。ゆとりの空間と天然温泉 細やかなサービスと多彩な設備の介護併設の高齢者住宅

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お知らせ 〜感謝の郷だより〜

Date: 2019/02/12

お知らせ

心肺蘇生・AED 講習会を行ないました

要救助者の呼吸が止まり、心臓も動いていない場合には、脳へ酸素を送る必要があるため、救急車の到着まで一時救命措置を行なう必要があります。
昨年は心肺蘇生・救命講習のDVDを見て観察・気道確保・人工呼吸・心肺蘇生 について学びましたが、今年は内郷消防署の隊員の方々をお呼びして、スタッフを対象に心肺蘇生とAEDの使い方をご指導いただきました。

3つのグループに分かれて心肺蘇生の練習用人形を使い、気道確保・人工呼吸法・心臓マッサージを実際に練習しました。
周囲の状態・意識の確認ののち、肘を曲げずに1分間に約100回のテンポで心臓マッサージを30回連続で実施し、5秒に1回の速さで2回の人工呼吸を行なう…ことを救急車が到着するまで繰り返していきます。
「中島みゆきの曲『地上の星』のリズムに合わせて行うと、ペースがとりやすい」とのアドバイスもいただきました。

次に、訓練用のAED(自動体外除細動器)を使った訓練を行ないました。
AEDは、心停止した際に電気ショックを与え、心臓の動きをもとのリズムに戻すための医療機器です。電気ショックが必要ないと判断した場合は 電流が流れることはありません。また、音声ガイダンスで知らせてくれます。
内郷消防署の隊員の方の的確なアドバイスで、スムーズに行なうことができるようになりました。

心肺停止から約3分間放置された場合の助かる確率は50%ですが、心肺停止後2分以内に心肺蘇生を行なった場合には助かる確率が90%まで上昇するという統計もあり、一次救命処置は重要な知識と言えます。
平成30年1月から12月までの一年間、いわき市の救急車の出動回数は約13.400件。この中には救急車を呼ぶほどではない軽症の方も含まれています。以前は平均7分で救急車が到着していたのが、最近は到着まで10分以上かかっているそうです。
そのような実情も踏まえ、緊急時の心構え・備えとして とても身になる体験ができました。

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